前例のない事業への取り組み

 先日のCFMの総会で、あたらな事業に取り組もうと決意しました。

 それは、現在日本においては公表されている事例がない事なのです。

 

 行政や支援団体に働きかけておりますが、エビデンスなどはあるの? 実績は? 後ろ盾は? どこも前例がないとは…と出だしから壁にあたっている状態です。

 今回、日本郵便の活動・チャレンジプログラムの応募を行い、4年間の助成金が採択されました。

 CFMはスポーツ振興の一環として、軽度障害者と健常者が一緒に運動講座を受講できるための講師の育成事業を行ないたいと思っております。

 軽度障害者の運動参加機会を増やすため、軽度障害者に対応出来る指導者の育成を行なうと共に、健常者と一緒に運動が出来る場を作ることにより、お互いを理解し合える心のバリアフリーを実現したいと思っております。

 10年間行なっている松本盲学校でのダンスの授業も、長野県教育委員会や全国の盲学校から高く評価されました。

 

 現在のフィットネスにおいては、対象者がどちらかに決められております。

 しかし、軽度障害者と健常者とが一緒に運動ができる場を作れると思ってます。

 軽度障害者と健常者の枠を超え、笑顔と成長のためのフィットネスレッスンやイベントを実施し、その実施する際の指導者育成にも取り組み、安定的に活動を継続的に実施できるようになりたいと思っております。

 

 現状は、なかなか事例が探せない状況です。

 協力していただける行政機関や組織や団体もまだ分かりません。

 こうして発信をして、もし、協力していただける方がいれば、是非お願いしたします。

 ご連絡を切にお待ちしております。

 

 思えば、盲学校でのダンス指導がきっかけだったのかも知れません。

 盲学校でのダンス記事をご拝読いただければ幸いです。

 

盲学校の子供達にダンス?

 

松本盲学校で発表会